ヨガ資格取得を目指す方のためのハワイヨガスクール情報サイト『マナヨガハワイ』

「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、ヨガインストラクターに向いている方はまず「ヨガが大好きである」ということです。ヨガとはとても奥の深い世界です。大好きなものについてはより深く知りたい、突き詰めたいと考えるようになるのが自然ですが、これこそがヨガのインストラクターに必要とされる重要な資質のひとつです。

ヨガでは精神と肉体の結びつきをとても大切に考えます。ヨガを通じて自らの心身の奥深いところを見つめ、そのコンディションを整えることがヨガの目的です。
ヨガ自体もヒトの肉体と精神も、奥深く、ある意味ではとらえどころのない世界。それらに対する興味や深い知識がないことにはヨガの神髄に触れることが叶いませんし、何より、ヨガを通じ自らの心身を改善したいという生徒の要望にも応えることが出来ないでしょう。ヨガのインストラクターに向いているのは、精神的な世界や人間の内面に興味がある方です。

献身的な気質の方もヨガインストラクターに向いていると言えます。多くのヨガインストラクターが、インストラクターを目指すきっかけになったのは、自らがヨガに触れてその魅力を体感し、「これを他人にも伝えたい」、「他人のコンディションを改善してあげたい」、「人の役に立ちたい」と感じたからです。この気持ちを長く持ち続けられること、心の底から「他人を救いたい」と思えることが優れたインストラクターには求められ、いつまでも長く仕事を続けていく上でも必要になります。

ヨガを初めて体験した方の中には「身体が痛くなった」「とても疲れた」という感想を持つ方が少なくありません。これは、その時はまだヨガ向きの身体ではなかったためです。
ヨガを指導する立場であるインストラクターには、当然ヨガに適した肉体が必要となります。具体的には、1レッスンの間を通じて明るく元気に指導を続けられるだけの体力、様々なアーサナ（ヨガのポーズ）に耐えられるだけの身体の柔軟性や筋力を持っていることが必須の条件です。ヨガインストラクターに向いているのは、ヨガの指導を続けられる肉体条件が備わっている方です。

ヨガを習おうという方の中には、心身に抱えた不調を、ヨガを通じ改善したいと考えている方が多くいます。そのような方たちと対峙する指導者がネガティブな性格の持ち主だったなら、それは大きな問題です。
ヨガのインストラクターは明るく前向きなキャラクターであることが欠かせません。このことはヨガの楽しさや魅力を伝えいくというインストラクターとしての大切な役割を果たす上でも必要なことでしょう。