ヨガ資格取得を目指す方のためのハワイヨガスクール情報サイト『マナヨガハワイ』

SUPは「Stand Up Paddle board」の略。もともとこのSUPボードは、通常のサーフィン用よりも長い形をしています。そして、浮力の大きいこのボードに乗って海の上を立ち漕ぎで進むマリン・アクティビティ「スタンドアップパドルサーフィン」が人気を博す中、登場したのがSUPヨガなのです。

大自然の中で浮力を味方につけてヨガを行うこのエクササイズには、通常のヨガにはない魅力が大きく2つあります。

その1：体幹トレーニング 不安定な水面に浮いたままの状態でヨガを行うのは、体幹を使った全身運動。波に揺れるSUPボードでバランスを維持しなければならないため、地上で同じポージングをするよりSUPヨガでのポーズの難易度は高くなります。日常あまり使わないような筋肉が刺激されるので、効果的なトレーニングだと言えるでしょう。

その2：自然のエネルギーを感じやすい 通常行っている屋内でのヨガと違って波の静かな沖合でのSUPヨガは、海の真ん中で楽しめる唯一のフィットネスです。海風や夕陽を体じゅうで感じながら波の揺らぐリズムに合わせてポージングをしていると、自然でゆったりとした呼吸が出来て、まるで自分の身体が大きな宇宙と一体になったような感覚に。
海や太陽からのエネルギーを取り込みやすいSUPヨガですが、初心者でも大きなSUPボードでふわふわと海に浮かんでいるだけで高いリラックス効果が得られます。

日本国内でも千葉や江の島などでSUPヨガをする日本人ヨギーたちの姿を目にする機会が増えつつありますが、すでに発祥の地ハワイでは新しいスタイルのSUPヨガが流行しています。それが「ナイトSUPヨガ」です。

夕日が沈むころの時間を狙ってビーチに集まる人々。日が沈んだ海は真っ暗になるので、そんな中でヨガが出来るのか心配になりますが、SUPボードの下に付けられたライトが海をぼんやりと照らすので問題ありません。それどころか、月明かりとライトがマッチした幻想的な波の上で行うヨガは、集中力とリラクゼーションを高め、夜にしか味わえない感動を与えてくれます。

さらに金曜の夜なら、毎週行われているヒルトンの「Friday Night Fireworks」の花火を、SUPヨガを楽しみながら鑑賞することが出来ます。ハワイならではの貴重な体験になりますね。

ワイキキビーチをはじめ、周辺のあちらこちらのビーチでSUPヨガは行われています。滞在する地区によって利便性が異なるので、ハワイに旅行したついでにSUPヨガをやってみたいという方はホテルの近くのビーチでも良いかもしれませんが、前述のナイトSUPヨガを体験するなら花火の見やすいアラモアナ・ビーチ・パークがおすすめ。ヒルトン内の通路は毎週金曜日には花火を見る人でごった返しますが、海の上からならそれぞれのボードが特等席。ゆっくり鑑賞出来る贅沢な時間が過ごせるでしょう。

ボードを持って行く、または現地で自分でレンタルするなどすればもちろん個人でもハワイでSUPヨガを楽しむことは可能です。

しかし、ボード置き場がビーチになくてホテルまでいちいち持って帰らなくてはならなかったり、語学力不足でレンタル店とトラブルになる不安があったり、特にはじめてハワイに行くなら事前に日本でレッスンを予約して参加する方法が安心かもしれません。

すでにヨガのインストラクターをしているなど経験豊富なヨギーには、ハワイで「全米ヨガアライアンス」の資格を取るついでにSUPヨガのレッスンも受講する方法も人気を集めています。

ヨガアロハアカデミー「SUPヨガティーチャートレーニング」
http://www.hawaii-yogaschool.com/training/sup_yoga_training.html